【引退選手のお知らせ】
いつも東京羽田ヴィッキーズへ温かいご声援をいただき誠にありがとうございます。
東京羽田ヴィッキーズでは、下記選手が2022-2023シーズンをもちまして契約が満了となり契約を継続しない事となりましたのでお知らせ致します。なお3選手とも現役引退を表明しております。
■名前 :奥田 花
■生年月日 :1994年10月6日
■プレイ歴 :荏原第一中→八雲学園高→拓殖大→東京羽田
▼コメント
今シーズンで引退することを決めました。
今年が集大成の1年と決めて迎えた今シーズン。これが最後の合宿、最後のサマキャン、最後の開幕戦、最後の試合、、と全ての瞬間にたくさんの想いを込めて、1年間を過ごしてきました。だからこそ、そのときに持てるエネルギーを出し切ろうと。悔いのない準備を生活を練習を試合をと、過ごしてきました。
まずはその悔いのない1年間を過ごすことができたこと、清々しい気持ちで引退を迎えられたことを嬉しく思っているとともに、たくさんの方々に感謝しています。
アーリーエントリーでチームに合流し、過ごした6年間を振り返ってみると、なかなかうまくいかないことも、自信を持てなくて、自分自身を信じられないときもありました。弱音をはく方が苦しくて、自分の心の内を見透かされないように、弱みを見せないように、感情を必死に隠しているときもありました。
そんなときに私の心にあった1番の原動力は、ファンの皆さんとチームのみんなと、喜びを分かち合いたいという気持ちでした。チームが勝つために、私にできることは何だろう、どんなに小さなことでも誰も気付かないようなことでも、コートにいてもいなくても、チームが勝つための何かになるのなら、どんなことでもやろう、と年々その思いは強くなっていきました。
試合で打つシュートはわずか何本かですが、そのシュートを打つために、スタッフ陣がいつも顔を赤くして、汗を流してリバウンドを拾ってくれて、、そのスタッフの気持ちや、シュートが入るように願ってくれるベンチの仲間たち、信じて起用してくれたコーチ陣・チームの気持ちに応えたい、そんな気持ちを持ち続けたからこそ、私自身も強くなれました。誰かのためを思ったときの思いや行動は、自分のためを思ったときよりも人一倍強くなれることを、改めて感じました。
プロバスケットボール選手。この道に至るまでにもたくさんの方々に支えられて、助けていただいて、導いていただきました。八雲学園の髙木先生、拓殖大学の森王さん、東京羽田ヴィッキーズ前ヘッドコーチ棟方さん・そしておーさんをはじめ、アシスタントコーチ・チームスタッフ・事務局関係者、ボランティアスタッフの皆さん、所属会社である日通ハートフル・スポンサー企業の皆様、本当にありがとうございました。ここには書ききれないほどたくさんの方々のご尽力で、ヴィッキーズというチームがあり、バスケットに打ち込める環境がありました。ありがとうございます。
またバスケットを通して、たくさんの出会いがあり、友人や同期のみんながいてくれたからこそ、様々な壁を乗り越えることができたと思います。先輩方にもバスケットのことはもちろん、色々なことを教えていただきました。オフコートでは可愛がってもらえて、今思い返してもたくさんの先輩方のお顔が思い浮かびます。後輩たちからも学ばせてもらうことは多く、プレーも精神面も日々成長していく姿に、いつも刺激をもらっていました。
そして、家族は私の選ぶ道を常に応援してくれて、バスケット人生16年間、支え続けてくれました。
両親はバスケットのことはわからないからと言って、応援に来てくれた試合の後は、いつもポジティブで温かい言葉をかけてくれました。16年もバスケットを見ていたら、きっとなんとなくわかっていることもあったはずなのに、、けれどその優しさに私はいつも救われていました。そんな両親を見ていて、私も常に温かい言葉で、自然と人を励まし寄り添える人になりたいと思いました。尊敬する両親です。
最後に東京羽田ヴィッキーズファンの全ての皆様。
私にとって1番の幸せを感じる瞬間は、ホームゲームで勝利して、皆さんに手を振りながらコートを1周するときでした。この瞬間は何より皆さんと同じ思いで、喜びを分かち合えていること、この気持ちを共有できることが、本当に本当に幸せだと感じていました。皆さんの応援が力となり、たくさん支えていただきました。そして、会場で87のグッズを身につけてくださっていた方々、皆さんのその姿にいつも勇気付けられ、強く背中を押されていました。コートサイドで、そして2階席からもありがとうございました。
私は引退しますが、ヴィッキーズはまだまだこれからもっと上を目指し、強くなっていきます。たくさんのスポンサー企業の皆様、地域の皆様に支えていただいていること、プロバスケットボールチームとして、その恩返しが出来るように、チームは勝ちに貪欲に、これからも成長を続けると思います。
また次のシーズン、よりパワーアップしたヴィッキーズの成長していく過程を、引き続き共に歩んでいただけたら嬉しいです。
これからも東京羽田ヴィッキーズをよろしくお願い致します。
長い文章になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。引退後についても、またご報告させていただければと思います。
6年間本当にありがとうございました。
皆さんにまたお会いできる日を、楽しみにしています。
■名前 :澁谷 咲月
■生年月日 :1998年2月8日
■プレイ歴 :多田東コスモス→大阪薫英女学院中→大阪薫英女学院高→早稲田大学→東京羽田
▼コメント
今シーズンをもって現役を引退する決断をしました。
突然のご報告に驚かれる方が多いと思います。私がしたこの決断を受け止めていただけると嬉しいです。
19年のバスケ人生、正直辛いこと、苦しいこと悔しいことだらけでした。でもその感情になる度に、今できることを全力でやろうと進んできました。そして大好きな仲間と過ごす時間、勝利の瞬間、ほんのちょっとのことで全部幸せな気持ちに変わってました。心の底からバスケットボールという競技をやれて、これだけ長く続けられてよかったなと思います。バスケをしていたからこそ、出会えた恩師、仲間たち、そしてあらゆる経験。これはバスケをしていなかったら歩むことができなかった道です。この19年間バスケに熱中できたのも、どんな時も私のことを1番に考えてくれて支え応援し続けてくれた両親、1番の理解者である姉、私を奮い立たせてくれる兄の存在のおかげです。本当にありがとう。
そして多くの仲間達、ファンの方のおかげで今の私がいます。私は本当に周りの人に恵まれているなと心の底から思います。ヴィッキーズに入団し改めて感じました。入団当初から、どんな時も先輩、同期が手を差し伸べ支えてくれて、今となっては心強い後輩がいます。みんなは私がコートに立った時、すごく背中を押してくれて、パワーを送ってくれました。
それに負けないくらいパワーを送ってくれていたのがファンの皆さんです。多くのチームの中からヴィッキーズを選んで応援してくれて、その中でいい選手がたくさんいるのに私を推してくれる方がいて、本当に嬉しくてたまらなかったです。みんなが掲げてくれるネームタオル、ユニフォーム、メッセージボード、SNSでのコメント。全部届いてました。
ずっと聞きたかったみなさんの声。やっと最後の試合で聞くことができました。あんなに幸せな空間は他にないです。すごい泣きそうなのを我慢していたけど、コート一周の際、顔を上げ近くで皆さんの顔を見たら、いろんな感情が込み上がり涙が止まりませんでした。
本当にどんな時でもパワーをくださりありがとうございました。私にとって皆さんはどんな時も最強の味方で心強かったです。そんな皆さんに何一つ恩返しできることができず、コートを去ること許していただきたいです。
私が私であるために、大好きなバスケットを好きでいられるようにするための方法がこの決断でした。
東京羽田ヴィッキーズは本当に最高のチームです。
ヴィッキーズでバスケができて本当によかった、皆さんに出会えてよかった。みんな大好きです。
3年と短い在籍期間でしたが、たくさんの愛のある応援ありがとうございました!
またどこかでお会いできるように、私らしくひたむきに常に努力し続けたいと思います。
■名前 :粟津 雪乃
■生年月日 :1998年5月21日
■プレイ歴 :有脇シューターズ→朝明中→桜花学園高→デンソー→愛知学泉短期大→東京羽田
▼コメント
いつも応援ありがとうございます。
チームからも報告があった通り2022-23シーズンをもって現役を引退することに決めました。
デンソーに入って2年、東京羽田に入って2年、合計4年間プロの世界で素敵な経験が沢山できました。熱いファンの皆さんと暖かいチームで現役生活を過ごせてとても幸せでした。
現役生活で勝つことの喜び、勝ち続けることの難しさ、負けることの悔しさを沢山学ぶことができました。
ファンの皆さんがどんな時も背中を押し続けてくれたおかげで戦い抜くことができました。
14年間続けてきたバスケットに3/19でお別れをしましたが悔いはありません。
大好きなチームメイトやファンの皆さんに感謝しかありません。ありがとうございました!
これからは1ファンとして東京羽田ヴィッキーズを応援していきたいと思います!
今後は恩師の学校であるメリノール学院で子供達にバスケットを教えていきます。
少しでも多くの子供達をWリーグの舞台に立ってもらえるよう頑張っていきたいと思います。
最後になりますが、2年間沢山の応援ありがとうございました!また会場でお会いできるのを楽しみにしてます!